今春卒業予定の学生の入社まであとわずか。新型コロナウイルスの影響で入社式も例年通りとはいかないかもしれませんが、多くの若者が新社会人となります。当社では、入社目前の大学4年生らに、改めて就職活動を振り返ってもらいました。
まず、就活の経験をどう捉えているかを尋ねました。就活をしたことで自身の成長を「かなり実感している」という回答は33・2%。「やや実感している」(45%)を合わせると、約8割に上ります。
その中身を見ると、「自分で考えて判断する力がついた」「長所短所を客観的に見られるようになった」「挫折を経験して精神的に鍛えられた」などの声が目立ちます。就活は、自立した社会人になるための通過儀礼のような役割も果たしていると言えそうです。
売り手市場と言われましたが、予想より苦戦した人も少なくありません。8割近くが「就活中にもっとやっていればよかったと思うことがある」と回答しました。データを見てみましょう。
一番多くの学生が選んだのが「もっと多くの企業を受ければよかった」で、約4割。実際、1人あたりのエントリーシート提出社数は平均14・3社、面接試験は8・2社(令和元年10月調査)で、この数字は年々少しずつ減っています。インターンシップへの参加など、ある程度企業を絞ってから就活をするのが一般的になっているからです。かつての就職氷河期と違って、むやみに多くを受ける必要はないという側面もあるでしょう。
しかし、実際は多くの学生が、もっと受ければよかったと振り返っているのです。「もっと幅広く業界を見ておけばよかった」も同じで、視野を広く持っておけばよかったと後悔する学生が多いことが分かります。
次に多かったのが「もっと選考対策をしっかりやればよかった」です。特に筆記試験は、突破できなければ面接を受けられないケースが多く、「対策が甘かった」と反省する声が挙がりました。面接も、準備不足で「最初のうちは自分で何を言っているか分からないほどだった」という人もいました。
来春卒業予定の大学生も本格的な就活シーズンを迎えています。今年は会社説明会が中止や延期になるなど、思うように進められない状況です。しかし、前向きに取り組むことで、最後には「成長できた」と実感できるような就活をしてほしいと思っています。(キャリタスリサーチ 武井房子)
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March 30, 2020 at 06:08AM
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