【NQNニューヨーク=張間正義】(コード@LRCX/U)22日夕の米株式市場の時間外取引で半導体製造装置のラムリサーチが下落した。通常取引を前日比11.6%高の271.78ドルで終えた後、一時は終値を4%超下回る258ドル近辺まで下落した。取引終了後に発表した2020年1~3月期決算で売上高などが市場予想を下回ったことを受けた売りが出た。
1~3月期の売上高は2.6%増の25億362万ドルとQUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(25億9000万ドル)を下回った。次世代通信規格「5G」向け半導体の需要の高まりで製造装置への受注は増えた。純利益は前年同期比5%増の5億7478万ドルと市場予想(5億8700万ドル)を下回った。特別項目を除く1株利益は3.98ドルだった。
同社は3月中旬に新型コロナウイルスの感染拡大を理由に4~6月期の業績見通しを取り下げた。決算資料では今後の見通しについて「短期的なマクロ経済情勢とサプライチェーン(供給網)の回復についてはみえない部分が多いものの、顧客の製造装置への需要は引き続き強い」としている。
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April 23, 2020 at 05:11AM
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<米国・時間外>ラムリサーチが下落 1~3月期売上高が予想下回る - 日本経済新聞
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