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じゃらんリサーチセンター、「観光振興セミナー2020」をオンライン開催 - 観光経済新聞

沢登センター長

 リクルートライフスタイルは7月28日、「じゃらんリサーチセンター 観光振興セミナー2020」をオンラインで開催した。約1700人が事前登録し、約千人が当日視聴した。過去15年、全国各地の会場で開いてきた同セミナーを今年はオンラインに限定して実施。第2回は8月4日、第3回は8月19日に開催する。7月28日時点での、全3回分の事前登録者総数は約5千人だった。

 第1回セミナーでは、観光庁観光地域振興部観光資源課の飛田章課長が「現状の観光政策について」で登壇。新型コロナウイルス感染症による観光業界への影響調査の結果を報告した。

 宿泊業界について「宿泊予約が70%以上減少と回答した施設が4月は全体の約8割、5月は約9割と厳しい状況が続いていたが、6月は約5割まで改善。7月以降も約3割から5割程度と、まだまだ厳しい状況にあるものの改善傾向が見られる」と説明。

 国の支援制度については「資金繰り支援を9割以上の施設に給付済み。雇用調整助成金は約8割の施設が活用しており、4割の施設が給付済み」とした。

 また、旅行業界について「大手旅行会社の予約人数は、6月の国内旅行が前年同月比で9割以上減少。海外旅行、訪日旅行についてはゼロに近い状態。中小旅行会社の予約人数は、6月が8割以上減少し、7月以降もいまだ回復に遠い状況」と話した。

 国の支援制度については「資金繰り支援を85%の事業者が活用しており、74%の事業者が給付済み。雇用調整助成金を7割の事業者が活用しており、約5割の事業者が給付済み」と明らかにした。
 じゃらんリサーチセンターの沢登次彦センター長は「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響調査」の結果を発表した。

 3月中旬、同下旬、5月中旬の計3回実施した「新型コロナウイルスに対する不安度の変化」の調査では、「男性よりも女性で不安度が高くなっている。不安度は上昇しているが、男性40代では減少傾向も見られた。女性は年齢が高いほど不安が高いが、3回目の調査では20代で大きく上昇した」と報告。

 「具体的な衛生対策で施設に要望すること」への回答内容に関しては、「食事を個室で要望する声が多い。実際に個室を用意することができなくとも、パーソナルスペースを確保するなど対応が求められそうだ」と述べた。

 また、長期的に注視すべきトレンドの変化として「アウトドアブーム」「ドライブ」「自然鑑賞」を挙げた。コロナ対策に伴うコスト増への対処法については「受け入れ可能な人数を制限し、顧客を選ぶ。単価を上げ、一人一人の顧客に対するサービスレベルを上げていくべきだ」とした。       

沢登センター長

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August 17, 2020 at 07:00AM
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