1909年の創業以来、“世界は科学を必要としており、科学は女性を必要としている”という信念のもと、世界規模で女性科学者を支援し続けてきた「ロレアル」グループ。
1988年には、科学の発展に寄与した優れた女性科学者を称える「ロレアル - ユネスコ女性科学賞」を創設。毎年、世界五大陸から5名の女性科学者を選出してきた。2019年には日本を代表する化学者である川合眞紀 自然科学研究機構分子科学研究所所長(東京大学名誉教授・日本化学会会長)が受賞したほか、過去受賞者のうち2名がノーベル賞を受賞するという快挙を遂げている。
この賞と並行して、日本ロレアルは日本ユネスコ国内委員会との協力のもと、2005年に「ロレアル - ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を創設。日本の若手女性科学者が研究活動を継続できるよう奨励することを目的として、毎年受賞者を選出。物質科学、生命科学の分野で、博士後期課程に在籍または、博士後期課程に進学する予定の女性科学者を対象に、各分野からそれぞれ2名を決定し、賞状と奨学金100万円を贈呈している。
15周年を迎える今年は、物質科学の分野から小野寺桃子さん 26歳(受賞当時)、藤代有絵子さん 27歳(受賞当時)、生命科学分野から坂上沙央里さん 33歳(受賞当時)、高垣菜式さん 28歳(受賞当時)の4名が受賞した。
2019年度の物質科学部門の受賞者である渡部花奈子さん(東北大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 助教)が、『フォーブス』主催「30 Under 30 Asia list – Class of 2020」の「ヘルスケア&サイエンス」部門に選出されるなど、歴代の受賞者はその研究内容が国内外で高く評価され、また研究生活と並行して結婚・出産、次世代の育成など多様なキャリアを切り拓いている。
世界における研究者のうち女性の割合は29%。日本の女性研究者は年々増加傾向にはあるものの、研究者全体に占める割合は未だ16.6%と世界平均に及ばず、ジェンダー平等の推進に未だ課題があるといえる。性別に関係なく個人の能力を発揮できる環境や、女性研究者が研究活動を続けるための支援体制が整うことは、社会の持続的発展にも繋がるはず。
女性研究者比率の向上に貢献する「ロレアル」の取り組みは、より多くの若い女性科学者を後押しすると共に、キャリアとしての無限の可能性を伝えている。
This content is created and maintained by a third party, and imported onto this page to help users provide their email addresses. You may be able to find more information about this and similar content at piano.io
"科学" - Google ニュース
August 28, 2020 at 07:44AM
https://ift.tt/34HH2r4
“科学は女性を必要としている”「ロレアル」が女性科学者の地位向上を推進! - ELLE
"科学" - Google ニュース
https://ift.tt/2K980N7
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "“科学は女性を必要としている”「ロレアル」が女性科学者の地位向上を推進! - ELLE"
Post a Comment